思い出深いこと

大好きだった保育園生活も、去年の3月で終わった。てべこが5年を過ごした保育園は、いろいろあったのだと思うが、私はただただ感謝しか出てこない。ケンカも多いけど仲も良かったクラスメイトとは、赤ちゃんの時から一緒にいるのだから子供同士も、ちょっとした従兄弟くらいの感覚ではないかと思う。共に成長を見てきた仲間。おもらししたことも、ママと言って泣いたことも、節分の鬼が現れみんなで泣いて逃げたことも、みんな全部知っている。保育園とは、兄弟でもないのに生活や成長を共に知るという不思議な場所に思う。

もちろん親の前でしか見せない姿もいっぱいあると思う。しっかりしてるけど、家では甘えてばかりとか、みんなの前だから良く見せようとがんばる姿が保育園にはあるのだろう。

私は保育園に行かせて本当に良かったと思っている。私だけでは教えてあげられないことを、てべこは保育園でいっぱい学んだ。何より大好きな友達と大好きな先生とに囲まれて、毎日楽しくて仕方ないという感じだった。最後の登園日には、帰りに先生に抱きついて大きな声で泣いていたのを覚えている。

そんな5年間見守られた場所から離れ、てべこは小学生になった。そして春には2年生になる。今でも大好きな育った場所である保育園と、その保育園よりも楽しいという小学校の二つの場所で、てべこは見守られて大きくなっている。楽しいばかりではないかもしれない小学校生活を、てべこらしい笑顔で過ごせるといいなと思う。

おまけみたいになったけど、あ~くんも次は年少クラスでお兄ちゃんの仲間入りになる。毎日、のびのび楽しく過ごせるといいな。

春はもうすぐそこまで。