どんな気持ちで描いたかな

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お祝いに
5月の終わりに生まれた赤ちゃんに会いに、先日行ってきた。オリジナルの花器とお花のアレンジを出産祝いに作った。
彼女の家は設計士の旦那さまの作った家で、とてもモダンでお洒落だ。そんな家に似合えばいいなと、おこがましくも持って行った。
そのお友達とは、すごいご縁というか、会うべくして会ったというつながりの人でもともとはダンナくんのパパ友の、そのまた友人の奥さんだった。(ややこしい)2年ほど前にそんな関係で、少し顔を合わせただけの人だったのが、その後てべこが月一回行っている音楽あそびで、偶然顔を合わせた。主催者は友人なのだけど、なんとその友人と昔からの友達だったらしい。意外な場所での再会に私はとても驚いた。
そしてよく話を聞いてみると、おっこ食堂のかよさんの高校時代からの友人だと
わかった。もともとは遠い存在の人だったのが、急に身近に感じられた。
どんどんと人の輪も縁も、話を聞いてみるとぐーんとつながっていくものだと思う。その後も彼女に紹介された人が、また意外にも私の隣人の友人だったとか、
いちいち驚くような(もうそれが普通なような)いろんな出会い。ほんとうに、おもしろいもんだ。
生まれたばかりの赤ちゃんは、とても軽く感じて、その軽さを実感できるのは、きっと2人目だから。私はてべこが生まれた時にはじめて赤ちゃんを抱いたので、その重さが軽いのか重いのかという比べる基準もなかった。だけど今は、日々成長し15キロにまで大きくなった彼女の重さを知っているから、赤ちゃんの軽さがとてもよくわかる。こんなに空気のように軽かったっけ?と抱いていてもふわふわとする。
新しい小さい命のある場所には、みんなの笑顔と温かい気持ちがいっぱいでとてもしあわせに思う。彼女も2人目で、今回の出産時に立ち会ってくれたのは、
4歳になる娘だったらしい。しっかり手を握ってくれていたと聞いた。
そんな話を聞くだけで感動してしまう。


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お腹のパコちゃん
てべこが保育園で描いてきた絵。うちの家では、お腹の中の胎児の期間は「パコ」と呼ばれて過ごす。なので、てべこもパコだったけど、今はお腹の人はパコちゃんと家族に呼ばれている。
てべこが落書きみたいに持って帰ってきた絵なのだけど、メインは裏側のようで、裏にはバスとかトラックとかとてもカラフルで元気な絵がいっぱいに描いてある。私はしばらくそちら側に目が行っていたので、家の壁にもそうやって貼っていた。そうしてある日貼りなおそうと、もう一度見直すと、裏にこんな絵が描いてあった。
色も淡くてとても薄く繊細に描かれている。もしかして・・・と思い「これはなに?」と聞いた。そうすると「お腹のパコちゃんよ」と言う。私はとてもとてもうれしくなった。
パコちゃんがてべこにとっても大切な存在であったら、私はなによりうれしい。