生活の中に変化を。

  

先月、島根と鳥取へ旅行へ行った。

初めて行く場所は家族みんな楽しい。初島根は、いつか行きたかった出雲大社へ。松江城のお堀の船に乗って、船頭さんの松江の唄を聴いたり、水木しげるロードへ行ったり、そして帰りには日本海を眺める。水木しげるロードでは、何か一つ買ってあげるよと言ったら、山ほどグッズがある中で、「鬼太郎の下駄が欲しい」の一点張りだったてべこ。買うなり履いて、歩きにくい砂浜でも走り回って飛んでいた。さらにてべこファッションがどうなっていくのか気になるところだけど、この夏は下駄の女の子でたくさん過ごしてもらいたい。案外、てべこらしい姿だわ・・と思っている。もうファッションとかいいや・・

先日、ホロスコープで家族をみてもらったら、全員共通は変化が好きということだった。これには大きく納得。

私は、変化がないと自分らしさが出ないらしい。変化がないとダメな人だと言われた。なるほど、だから、定着しないで動き回る、思考も生活も落ち着かないダンナくんを選んだわけか・・とか夫婦の疑問にも答えが出た。未来の見えないような未知な部分を、きっと私は心地よく感じているんだな。もちろん、なんとかなる大丈夫、という信頼感があるからだろうけど(私だけが感じている信頼とも言える。一般的にはこういうタイプがイヤな人も多そうかも。笑)。この人が何か一つに落ち着いて家でも買って定住したりすると、私はダメなのかもなーとか、そんなことを考えたら夫婦っておもしろい。彼も変化が好きなので私たちは引越しも好きだ。家はいつか売るためになら買ってもいいと思っていて、たぶんまたどこかへ移動することを2人とも頭に描いている。

2人時代はそんな自由でも気にしないでいられたけど、子供ができて学校へ行くようになると少しは気にするようになった。せっかく慣れて友達もいるのにかわいそうだな、とやっぱり思う。でも子供たちの性質も2人とも変化好きらしく、ホロスコープの先生にも「子供たちも大丈夫だから、親の思うようにしてもやっていけますよ」と言われ、心強く思った。

毎日の生活の中での変化は難しいところで、私はなんだか滞る雰囲気を感じだすと昔からとりあえず部屋の模様替えや配置換えをする。ダンナくんは物の場所が変わるとただえさえどこに何があるかわからない人なので嫌がるけど、子供たちはキャッホー!と異常に喜ぶ。私もふつふつした気持ちがスッキリして新鮮な気分になり毎日が楽しくなる。でもまたしばらくしたら慣れて飽きてくる、という繰り返し。日々の中でうまく刺激ある変化を作りながら暮らすって、他にも何かいい方法はないものか。今は来年ぐらいに引越ししようかという気分になっているので、夫婦でよくそんな話をしながらワクワクしている。