虫やら爬虫類やら

子供たちが虫が好きで、先日、伊丹昆虫館に行ってきた。蝶温室が特に楽しそうで、目の前をいっぱい飛んでいるし、指にも止まってくれる。指に止まってもらうのにもコツがあって、花に止まっている蝶は花の蜜を吸っているところだから指には来てくれない。でも木や葉っぱで休んでいるだけの蝶は、指をまるで棒のようにまっすぐスーッと足のあたりに入れてあげると、指に来てくれる。何回も失敗しながら、あーくんも楽しそうにやっていた。体験しながら、わかってくるとさらに楽しい。蝶温室には他に食虫植物もいて、てべこは初めて知ったらしくてすごく驚いていた。夏休みに研究したいものの一つらしい。

何年か前からキャンプにも行くようになり、家族ではまりつつある。道具もラッキーなことに、友人家族から譲ってもらったりしながら少しずつ揃ってきた。
今年の春に行ったキャンプ場の山で、カナヘビを見つけて持ち帰り、今もずっと大事に育てている。カナヘビは人からさっと逃げるからなかなか捕まえられないらしいのだけど、おそらくまだ赤ちゃんだったその子が川で流されそうになっていたところを、てべこが助けてあげたら最初からとても懐いて、手でじっとしていたり手の上をタターと動いたり、ピュっと下を出したり、なんだかすごくかわいい。私は苦手だから触らないのだけど、みんなに懐いているピピ(てべこが名前をつけた)を見ると顔を見てもかわいいなーとまで思うようになった。小さかったから、今も何回か脱皮している。だんだん大きくなっているのがわかる。ピピにお友達がほしいけど、それ以来いく先々でカナヘビを探すけどまだ一回も捕まえられないでいる。
キャンプは楽しいと一言で言っても、奥深いのでうまく言葉にしにくい。自然を知るということが、時には心配するようなことがあったりもするけど、家とはまた違った「自然とともに過ごし寝る」という雰囲気が家族の絆も強くさせるような気がする。